【千葉ロッテ#2】佐々木千隼~怪我から得たもの~(2021年7月15日)

【千葉ロッテ#2】佐々木千隼~怪我から得たもの~(2021年7月15日)

【千葉ロッテ#2】佐々木千隼~怪我から得たもの~(2021年7月15日)

千葉ロッテマリーンズ・佐々木千隼選手(27)。
シーズン前半を終え、セットアッパーとして4勝を上げるなど、チームの躍進の原動力となっています。

佐々木:「チームに貢献できるっていうことが一番のやりがいかなとは思います。それが負けている場面でも勝っている場面であっても、先発であっても貢献できることが一番のやりがいです」

その活躍が井口監督に評価され、監督選抜で自身初となるオールスター出場も決まりました。

佐々木:「僕が出ていいのかなって思いましたけど。すごい盛り上がる試合ですし、子供のころから楽しみに見ていた舞台なので自分が出れるっていうのは夢のようですね」

しかし、そんな佐々木のプロ野球人生は決して平たんなものではありませんでした。
2016年、ドラフト1位でロッテに入団。その注目度は高く、多くのファンやメディアの視線を一身に受けていました。

佐々木:「やっぱりプレッシャーっていうのは感じてましたし、たぶん自分が自分を苦しめていたっていう感じで、ドラフト1位だからもっと頑張らなきゃとか、もっとすごい球いい球投げなきゃとか、そういうのがやっぱどんどん違う方向に行っちゃったのかなっというふうに思います」

周囲からの期待に応えようと練習に打ち込んでいた佐々木選手でしたが、2018年に右肘の手術、2020年には肩のコンディション不良と満足に投球できない日々が続きました。

佐々木:「苦しい、辛い、ネガティブなことしかないですね、ほとんど。毎年怪我して、いろんな人にサポートしてもらって、その中でトレーニング方法とかケアの方法を学ぶこともできたので、それがちょっとずつ繋がってこうやって投げれているのかなと思っています」

長期間、怪我に悩まされていた佐々木選手。そんな中でも、今の活躍に繋がる“あるきっかけ”を掴んでいました。

佐々木:「意識していることは力まないように脱力して投げること。去年肩痛めて、力抜いて投げ始めたらちょっとずつ肩も動くようになってきたんで、それがきっかけなのかなと思います。その(脱力した)力感と実際投げるボールのギャップが生まれたら、ちょっとは打ちづらくなるのかなと考えてて、その中でスライダーとかシンカーとかコンビネーションが上手くできているのかなと今シーズンは思います」

怪我という壁を乗り越え、チームの躍進に貢献している佐々木千隼選手。今シーズン、目指すものとは、、、

佐々木:「やっぱり優勝に向かってチームに貢献したいです。前半戦終わってよかった面も悪かった面も出ましたし、中継ぎで初めてこれだけ投げて大変さもわかったし、それでも充実したシーズンを送れている。
[テレ朝news]

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